この車いすは本当に、よくお世話になりました。
通路が狭い場所などで抜群の取り回しが可能となる車椅子。
その名もSKT-2(スキットツー)です!!
この業界では有名な機種ですね。
SKT-2の特徴
- 全幅48cmは狭い場所で取り回しがしやすい。
- フットサポートを外すと全長が収まり、さらに小回り性能が向上します。
- 普通体型(176cm/78kg・私)の男性でも座れる座席幅。思ったより狭くない。
- 背張り調整ベルトがついており、適正に調節すれば背部のフィット感が良い。
SKT-2の気になるところ
- 全座高43.5cmとやや高め。低身長の方には足つき性を確認すること。
- フット・レッグサポートの開閉する回転レバーが小さく探しにくい。
- フットプレートの高さを調節しても最低地上高は変わらない。(※段差・スロープに注意)
- 車いすを開く際、シートパイプ受けのはめ込み方に注意が必要。(下記参照)
認知症の方などブレーキの掛け忘れが心配な場合はSKT-200B
車いすからの立ち上がり時の転倒に気をつけなくてはいけない場合は、同じ全幅48cmでノンバックブレーキシステム搭載のSKT-200Bに決まりです!
自宅内の車いす利用において、駐車ブレーキ忘れのリスクが高い利用者にオススメしていました。
トータルレビュー
ケアマネさんからの事前情報で「狭い家」と聞いた場合、最初に思い浮かべる車いすが、このSKT-2です。他にも全幅48cmの車いすはありますが、自宅内で使うとなるとフットサポートが外れる等、高機能なSKT-2に敵うものは今のところないでしょう。
ずいぶんとロングヒットなため、そろそろ基本性能を押さえたままリニューアルを期待してしまいます。