福祉用具専門相談員の個々のスキルは、勉強の差で生じてきます。
訪問先での実務経験を積むことも大切ですが、その前段階においても大切なことがあります。それは、基本的な福祉用具への知識や理解です。また、福祉用具の最新情報も得ておく必要がありますね。
始めたばかりの相談員さんには学ぶ情報が多すぎて大変と思われるかもしれませんが、これは本当に経験値に差が出てきますので、ロールプレイングゲームのように楽しみながら自身のレベルアップとして学んでくださいね。
福祉用具専門相談員として勉強できる機会を考えてみますと…
- 先輩スタッフの経験談を聞く
- 先輩スタッフと訪問同行
- 福祉用具展示会への参加
- 講演会や研究会への参加
- 書籍で知識習得
- You Tubeで知識習得
- ネットの情報を得て知識習得
- その他
ざっと考えてもこれだけの勉強方法がありますね。
勉強には大きく分けて2つあると考えています。
1つは、実際の選定や納品で得られる実務と、2つめは一人でもできる知識習得です。
この後者の知識習得についてですが、一人で簡単に学べるものとして本があります。
大きな本屋ならば値段が高い専門書が、いくつか置いてあると思います。
ただし、高い書籍を買わなくても、テクノエイド協会でPDF形式ですがダウンロードできる入門書があるのです。
※テクノエイド協会とは福祉用具の研究や開発促進・情報提供をしてくださる福祉用具を扱う人にとって必要不可欠な団体です。
こちらで無料の入門書があるのですが、それが「福祉用具シリーズ」です。
現在24巻まで発行されているので、ほぼ必要な情報は網羅されていると思います。
巻数が若いものは、多少、古い情報もあるかもしれませんが、そこは最新情報を自分で勉強しておいて、脳内置換することで補ってください。
テクノエイド協会のサイトから、「福祉用具シリーズ」のリンクへ辿るのがすごく分かりにくいので、下記にリンクを貼っておきますね。
その他、各種調査研究も掲載していますので、興味のある方はチェックしてください。
スマホからも閲覧できますので、空いた時間を有効に使って知識をゲットしましょう!
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